北海道では会費制の結婚式が主流ってほんと?

結婚式をやるには膨大な予算が必要……

招待された側は最低3万円のご祝儀が当たり前……

それが結婚式のイメージですよね。

 

しかし! その「当たり前」が、当たり前ではない地域が日本にはあるんです。

その地域とは、ズバリ「北海道」。

 

■北海道の結婚式は会費制が主流!

実は、北海道の結婚式は会費制が一般的。

その昔、開拓時代の北海道では、結婚式にじゅうぶんな資金を準備することが難しかったため、会費制にして新郎新婦の負担を軽減させていたことがはじまりなのだそう。

さらに、通常の招待制であれば主催者は両家となりますが、北海道の会費制の結婚式の場合は「発起人」を選出し、その発起人が結婚式の準備や当日の進行、会費の徴収なども行うそうです。

通常、仕事仲間や友人が会費制結婚式の「発起人」になることが多いそうですよ!

 

■会費制にすれば、お金の心配は軽減!

これまでは北海道で主流だった会費制の結婚式ですが、最近では都心部でも増えてきているそうです。

厳格な式や披露宴ではなく、「もっと気軽に、パーティー感覚で結婚式を挙げたい!」というカップルが増えており、そうした若者のニーズと会費制というスタイルは、非常に親和性があるのでしょう。

「結婚するとお金がかかる……」という心配がなくなれば、もっと結婚するカップルが増えるかもしれませんよね!

たとえ「発起人」は立てずとも、会費制にすることで「予算が明確になる」というメリットもあります。

その範囲内でできるプランや演出を考えれば準備もスムーズですし、「あとで計算したら大赤字……」なんていう事態も避けられそうです。

今後さらに、各地で実践するカップルが増えそうな会費制スタイル。
自分たちの好きなスタイルで気軽に式を挙げられるなんて、夢が広がりますね!

ただし、「これまでのしきたりを大切にしたい」という思いから、両親などが会費制の結婚式を嫌がる可能性もあります。
事前にしっかり自分たちの想いや状況を説明し、お互いに納得のいく結婚式をひらいてくださいね!