日本全国津々浦々で行われている結婚式。式も余興もその地域の特性を生かしたもの、年代を生かしたもの……とにかくさまざま。
そんななかで今、余興で「Perfect Human」を替え歌にして歌う&踊るのがはやっているそうですが、余興として全国的にどんなものが人気なのでしょうか?
■新郎も飛び入り参加してしまう「Perfect Human」
お笑い芸人のネタから生まれた大ヒット曲、「Perfect Human」。テンポの良さと高いパフォーマンス性がありながら、割と簡単にマネできるということもあって、巷で大人気だそうです。
そんな曲なら、結婚式の余興にはもってこいですよね。では、実際どんな感じで余興として盛り上がるのでしょうか。
新郎の友人何人かで踊るのが主流だそうで、新郎の名前を歌詞の中に入れて連呼しまくりながら踊る踊る(笑)。すると、ゲスト全員もいつのまにか一緒に名前を連呼しまくり、その流れで新郎もダンスに飛び入り参加! ここで連呼+手拍子が始まり、会場一体となって大盛り上がり!
YouTubeでも、数々の「Perfect Human」余興がアップされているほど。いくつか見てみましたが、確かにかなり楽しそうな余興でしたよ。
■「あたりまえ体操」新婚バージョン
お笑い系が続いてしまいますが、これも某お笑い芸人のネタ余興。でも、このネタも知らなくても、大いに楽しめる余興になると思います。
本当に当たり前のことを、あえて面白く歌に乗せて紹介するだけのシンプルなものなので、どんな年代の方も思わず「あるある」と共感したり、クスッと、あるいは大笑いできます。
ジャージか体操服を着て登場されたら、それだけでも笑ってしまいそう。そんな「あたりまえ体操余興」の内容はたとえば、
「仕事が終わって 家に帰ると~ 妻がいる あたりまえ体操」
「○○くん(新郎)は~○○(新婦)ちゃんが~好きっ! あたりまえ体操~」
うーん、確かに当たり前!(笑) でも、だからこそ面白く盛り上がれる余興になりそうです。
■2人のなれそめ寸劇
説明するまでもなく、ゲストが新郎新婦になりきって2人のなれそめを演じるという余興。では、たとえばどんな感じで盛り上がるのでしょうか。
・社内恋愛の末の結婚だったのですが、社内で出会うシーンが「荷物を抱えた私(新婦)が新郎とぶつかって、落ちた荷物をお互い拾っているうちに目が合って見つめ合って……」というかなり盛られた内容(笑)。でも、会場は笑いに包まれ、盛り上がった余興でしたよ。恥ずかしかったけど。
・夫がプロポーズをする前に意気込みを語るというシーンで、新郎役の人がスポットライトに照らされながら「幸せにする」「愛している」というセリフを言うのですが、その表情がおかしくて、会場中大爆笑、拍手喝采の余興でした。
寸劇は演じるほうも見るほうも、なんだか照れくさいですが、2人のなれそめがわかりやすく再現されるし、ウケもいいし、余興にぴったりかもしれませんね。
■メッセージのスケッチブックリレー
新郎新婦にとって、一番うれしいのはやっぱりたくさんの人たちからお祝いしてもらうこと。お祝いの気持ちをスケッチに書いて次の人にリレーしていくという形でお祝いメッセージを届ける、ムービー形式の余興です。
・結婚式に呼びきれなかった会社の同僚たちから、たくさんの祝福メッセージをもらえてとても嬉しかったし、今でもたまに見返して感動を味わっています。
・入院中で来られなかった祖母のスケッチメッセージもあって、もう涙涙な余興!
・AKBの「恋するフォーチュンクッキー」に合わせて、出てくる人みんながメッセージを持ちながら笑顔で踊っている動画が流れ、感動したのはもちろん、作った人すごい!!と思いましたね。そのままPVとして使えそうなレベルでした。
メッセージをくれた人たちはもちろん、ムービーを作ってくれた人の愛情も伝わってくる、素敵な余興となりそうですね。会場中が一体となって楽しめ、感動できること間違いなし!